
タナラ社の歴史
タナラ社は1968年ジャンカルロ・タナラ氏により創業された生ハム専業メーカーです。
パルマ産生ハムの発祥地である、パルマ市郊外の小さな町ランギラーノに設立されました。
イタリア国内でも「artisanal prosciutto(職人的な生ハム)」として有名で、本場パルマ周辺でも極めて高い評価を得ております。
現在の社長はパオロ・タナラ氏で、パルマハム協会の会長を務めています。

タナラ社の生ハム輸入のきっかけ
私が生ハムを初めて食べたのは1997年、イタリア(パルマ)旅行の時でした。
その時味わった衝撃は、長い年月が経過した現在でも忘れることができません。
2011年4月にパルマにてイタリア最大の食品展示会“CIBUS”を視察する機会がありました。
そこで再びその美味しさに感動し“本当に旨い生ハムを輸入して日本で紹介したい”という想いに変わったのです。その後は現地のサルメリア(ハムサラミ専門店)やレストランを巡りました。ひたすら各社の生ハムを食べ歩いた結果、最も旨かったのが今回ご紹介する「タナラ社」の生ハムです。
早速タナラ社を訪問し、パオロ社長とお会いしました。
彼の人柄や製品に対する深い愛情、そして衛生的な品質管理に感銘を受け、是非とも取扱いさせて頂きたいとお願いした結果、日本で唯一の正規輸入代理店としての許可を頂きました。